奥行き1mの果樹園

狭い庭で家庭菜園。完熟の果物を味わいたくて、小さな苗木から育てはじめ、美味しい実がなるようになりました。季節の花や野菜も育てています。庭に来る生き物や雑草も大切な仲間です。

庭に来た生き物

ツマグロオオヨコバイ(褄黒大横這)愛称はバナナ虫 

更新日:

落ち葉が積み重なってしっとり、そろそろ土に漉き込もうと持ち上げたら、派手な虫がひょこり出てきました。ツマグロオオヨコバイ(褄黒大横這)です。別名バナナ虫。英名は、Bothrogonia japonica。ジャポニカとあるように日本の本州以南にいます。

ツマグロオオヨコバイの特徴

このツマグロオオヨコバイは手を差し出したら人差し指に乗ってくれました。

ツマグロオオヨコバイ

鮮やかな黄色に頭部、胸部、背に6個の黒い点、翅は少し緑が入った黄色に翅の先が青黒く、目を引きます。よく見かけるカメムシ目ヨコバイ科の昆虫です。

ツマグロオオヨコバイ

ひっくり返ってしまいました。案外腹部が薄い。脚をバタバタ動かしてフリージアの葉からぼたっと落ちて無事生還です。

ツマグロ・・・翅の先が黒い
オオ・・・ヨコバイの中では大きい(12mm程)
ヨコバイ・・・危険を察知すると横歩きする

脚をバラバラに少しずつ動かして移動していましたが、横にステップを踏んだかと思ったらすっと葉裏に移動、水仙の葉に上って隠れてしまいました。葉を揺らすと腹部を反らすようにして翅を広げピヨーンと急上昇して飛んでいきました。でも飛行距離は短い。

横にステップを踏むマグロオオヨコバイ(褄黒大横這)

生態

活動期は3月~11月、卵から幼虫に、3か月かかって成虫になる不完全変態です。成虫で越冬します。夏に見られる幼虫は約5~11mm程で半透明の白から薄緑色、翅がないだけで成虫とほとんど同じ形をしています。眼の位置が頭部の付け根の方にあってひょうきん。

マグロオオヨコバイ(褄黒大横這)の幼虫

幼虫も成虫も一日のほとんどを植物の汁を吸って生きています。寿命は9か月ほどで、命が終わるとオレンジ色になります。

ツマグロオオヨコバイ

似た名前のツマグロヨコバイはイネ科の茎に産卵し汁を吸うほか伝染病を媒介する害虫として嫌われます。翅の先が黒いのですが(雌は褐色)黒い点がなく4~6mmと小さな紡錘形。

ツマグロオオヨコバイについては必ずと言っていいほどおしっこを掛けられる話が出ます。茎に針のような口を突き刺しっぱなしでおしっこをしながら汁を吸い続け、空中でも飛ばすそうです。セミに近い種類です。納得。

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