奥行き1mの果樹園

狭い庭で家庭菜園。完熟の果物を味わいたくて、小さな苗木から育てはじめ、美味しい実がなるようになりました。季節の花や野菜も育てています。庭に来る生き物や雑草も大切な仲間です。

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ケシ科~タケニグサ(竹似草)

地味ながら背丈より大きくなり茎や葉も独特な姿、こけしの周りに線香花火がぱちぱちと散るような花など、一目で分かるユニークな植物です。日本では雑草でも欧米では観賞用の植物だそうです。

タケニグサの特徴

タケニグサの花

本州から九州、東アジアの日当たりの良い草地や空き地に自生するケシ科タケニグサ属の在来の多年草です。荒れ地や原野にまず現れる先駆植物の一つですがここでは数えるほど、あまり元気もないところを見ると競争には弱いのでしょうか。全草アルカロイドを含む毒草です。タケニグサの名は茎が中空で竹に似ているからという説もあります。別名ササヤキグサ(囁草)風が吹くと果実がかさかさと音を立てて揺れることから。チャンパギクとも呼ばれます。チャンパは南ベトナムの地名。

タケニグサの茎

草丈1.5~2m。根は太くオレンジ色、茎は中空で粉を吹いたように白っぽい。茎を切ると黄色い乳液が出て接触皮膚炎を起こすことがあります。

タケニグサ

葉は互生、長さ10~30cm、掌状、浅く羽状に裂け先端は丸く葉表は無毛、葉裏は白毛が密生しています。

タケニグサ

花序が毛だらけです。

タケニグサの花

花期7~8月、円錐花序を付けます。先端がオレンジ色を帯びた白い花を沢山つけます。蕾は花弁ではなく約1cmの2枚の萼に包まれています。

タケニグサ

開花後すぐ萼が落ちます。多数の雄しべと1本の雌しべからなり、花糸は白色の糸状、葯は白色の線形で、花柱は短く柱頭は2裂します。線香花火のようです。

タケニグサ

子房が膨らみ始め雄しべが縮れています。

果実

タケニグサ

若い果実です。果実は長さ2cm扁平なへら型の蒴果で種子が4~6個入っています。種子は表面に楕円形の凹凸があり褐色で光沢があります。表面には白い種沈(エライオソーム)が付きます。

タケニグサの果実

エライオソームは脂肪酸、アミノ酸、糖などを含むアリの好物で巣に運ばれた種子はエライオソームだけ消費され、不要になった種子は捨てられ散布されます。

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