奥行き1mの果樹園

狭い庭で家庭菜園。完熟の果物を味わいたくて、小さな苗木から育てはじめ、美味しい実がなるようになりました。季節の花や野菜も育てています。庭に来る生き物や雑草も大切な仲間です。

庭に来た生き物 庭の植物 果樹 植物の構造 育て方

バラ科の植物~スモモ(李)

スモモが赤く色付いて、ふっくらとしてきました。スモモはモモより酸味が強いということで付いた和名、品種改良前は美味しくなかったんでしょうね。英語ではアジアンプラム、ジャパンプラム。スモモとプラムとプルーンてどういう関係でしょう。スモモを英語でプラム、フランス語でプルーン。スモモとプラムは同じ意味で、プラムは日本スモモと西洋スモモ(プルーン)があるということらしいです。

スモモ(李)の果実

スモモの特徴

スモモ

3月の20日頃、葉に先立って桜より小さめの白い花が枝が見えないくらいびっしりつきます。葉は長さ7cmで楕円形、互生。

アンズ

花期3~4月。葉腋に長い花柄を出し2~3輪ずつ花径15~20mmの白い花を咲かせます。一斉に花をつけるので楚々としていながらも華やかです。萼は5枚鋸歯があります。

スモモの花、雌しべは1本、雄しべは多数、黄色い葯が白い花に映えます

5枚の花弁の先端は丸く離れています。雌しべは1本、雄しべは多数で黄色い葯が白い花に映えます。

スモモの若い果実、淡緑色の葉に紛れてやっと見つけました

最初は浅い緑色の葉に同化するような色の果実です。見つからないんですよね。

種類

スモモはバラ科サクラ属。中国揚子江沿岸原産、生息地は、日本、朝鮮半島、東南アジア。日本に来たのは古くて、古事記に記載があるそうです。19世紀にアメリカに渡り育種家により「ソルダム」「サンタローザ」「ビューティー」などに品種改良され日本に輸入され日本では「大石早生」などが作られました。この木は生協で購入したアンズのはずでしたが、果実はどう見てもスモモ、いろいろ調べて、このスモモの品種はサンタローザかなと思います。

サンタローザの特徴ー木は直立性、強勢、果実は約60グラム、鮮紅色で、果肉は黄色。やや酸味があり、香りがあるという、特徴があっています。なる時期が少し早いのが気になりますが。サンタローザなら自家結実性があるそうで、ほっとしました。プラムはほとんどが自分の花粉では結実しない自家不和合性で受粉樹が必要になります。同じバラ科のモモ、アンズ、ウメの花粉を使うことができます。

病害虫

今年はアブラムシはつきましたが、例年より少なく 、何よりカイガラムシがつきませんでした。

タマカタカイガラムシ

春、茶色の硬いい殻に覆われてが枝にびっしりとついています。幼虫の時は足がありますが、成長してくると足がなくなり、幹や枝に固着して樹液を吸います。硬いカラでおおわれているので殺虫剤が効かないそうです。見つけると、こそげ取るのですが、ぶちっという感触と茶色の液が嫌ですね。カイガラムシは種類も多くて形態も様々。もっと嫌なのは、コナカイガラムシといって、白い粉に覆われていて、取る時、粉が舞って最悪です。

イラガ

電気虫と呼ばれるように刺激されると毒液を刺の先から一斉に分泌します。一匹ずつ割りばしでつまんで袋に入れて殺虫剤をかけたことを今でも覚えています。イラガの幼虫は太くて短くて黄緑色、背中に茶褐色の模様があります。
サクランボの木にイラガが繭を作っていました。この繭はカルシウムを多く含み日本の昆虫が作る繭の中で最強。蓋を開けて羽化します。

イラガの繭、サクランボの木で見つけました

中には、鮮やかな色の終齢幼虫が入っていました。

繭の中にいたイラガの終齢幼虫、鮮やかな色です

モモコフキアブラムシ
沢山のアブラムシに付かれると吸汁の被害だけでなく粘液状の排泄物は気持ち悪いしべたべたしてほこりなどが付いて糸状菌やすす病などを誘発させます

シンクイムシ
果実と葉の間や果実の芯の部分を食害します

私は基本的に殺虫剤は使わないで、物理的に処理しています。

剪定

放任された木には実がなりにくく2年目以降の枝に付く短果枝(5~10cm)に沢山実を付けます。6~7月全体の伸びすぎた枝徒長枝を間引き、12~2月、伸びすぎた枝を20~30cmに新しい枝は10cmほどに切り詰めます。幾年かに一度1度強めの剪定をし枝を更新します。

食べ時


スモモ熟すと網の中に落下します

今日、アミの中に落ちていました。熟して下に落ちてしまわないように付けてあります。果物の食べ時は難しいですね。スモモの場合、ブルームが出てきたら食べ時。表面にうっすら白い粉のようなものがふいて、菌や酸化を防ぐ効果があります。。スモモは追熟するので、もし八百屋さんで買って酸味が強かったら、2,3日おいてから食べると酸味が減ります。

人気の記事

ヒメムカシヨモギ(姫昔蓬) 1

オオアレチノギクノギハハコ属の越年草です。庭に顔を出したので育ててみました。 ヒメムカシヨモギの特徴 空き地や道端で誰でも見たことがあるヒメムカシヨモギ(姫昔蓬)、北アメリカ原産で明治時代に日本に来た ...

イヌホオズキ 2

北海道から沖縄まで道端、空き地、庭先など、我が物顔という訳でもないのですが何処にでもいつの間にか存在しています。イナホオズキ(ホオズキではないという意味)からイヌホオズキ(犬酸漿)になったといわれてい ...

クサギカメムシ 3

以前、室内で見かけたクサギカメムシがモモの汁を吸いにやってきました。今年はカメムシやカナブンなどが沢山やってきてモモの被害が甚大です。ちょっと憎たらしくなります。 クサギカメムシの特徴 カメムシ目カメ ...

-庭に来た生き物, 庭の植物, 果樹, 植物の構造, 育て方

Copyright© 奥行き1mの果樹園 , 2019 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.