奥行き1mの果樹園

狭い庭で家庭菜園。完熟の果物を味わいたくて、小さな苗木から育てはじめ、美味しい実がなるようになりました。季節の花や野菜も育てています。庭に来る生き物や雑草も大切な仲間です。

庭の植物 植物の構造 育て方

ハナシノブ科の植物~シバザクラ(花詰草)

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一面の花の絨毯といえば一番に浮かぶのがシバザクラ、ピンクの花たちを見ると幸せな気分になります。

シバザクラの特徴

シバザクラ・ダニエルクッション

ハナシノブ科フロックス属の常緑多年草です。北アメリカ原産でヨーロッパ経由で明治初期に渡来しました。別名ハナツメクサ(花爪草。花詰草)クロックス、英名モスフロックス、モスは苔のことで広がる様から来た名前です。

シバザクラ

草丈10~20cm、茎は細毛があり細かく分岐して密生して匍匐します。長さ1cmの披針形で先が尖り対生に付きます。ツメクサの葉に似ることからハナツメクサの名で呼ばれます。シバザクラは芝と違って踏まれ弱い植物なので植え場所に注意が必要です。

シバザクラ・ダニエルクッション

花期は4~5月。長く出した茎の先端や葉腋に覆いつくすように沢山の花を付けます。花色はピンク、赤、薄紫、白色、覆輪のある品種もあります。花径1~2cm、花弁は深く5裂して平開します。先端は桜のように浅く2裂しています。

シバザクラ・オーキントンブルーアイ

基部が長い筒状で色が濃くなっています。萼は針形に深く5裂して毛が密生しています。

シバザクラ・ダニエルクッション

雄しべは5本、葯はオレンジ色、子房は3室。花後には蒴果が付き下部が裂けて種が散布されます。

育て方

原産地がやや乾燥した場所ですから日当たりの良い水はけのよいところで育てます。夏の蒸れには弱いので花後には刈り込みます。根が浮き上がってきたら土を足して埋め込みます。これが目土という作業です。これによって節から発根し新芽が出てきます。寒くなると葉は枯れたようになりますが耐寒性はありますから春になるとちゃんと新芽を出します。数年は植えっぱなしで大丈夫です。あまり肥料は必要ありません。9月下旬から10月下旬にかけて5~6cmの挿し穂を作り挿し木で増やします。20日ほどで発根します。目立った病害虫はなく丈夫で育てやすい植物です。

品種

マックダニエルズ・クッション

シバザクラ・ダニエルクッション

暑さ寒さに強く育てやすい品種。成長は少し遅め。花も大きく花色も濃く華やか。

オーキントンブルーアイ

シバザクラ・オーキントンブルーアイ

珍しい青系の品種、開花期間が長く成長も早い。花数がやや少ない。

キャンディストライプ(多摩の流れ)

シバザクラ・キャンディストライプ(多摩の流れ)

白地にピンクの縞模様が入った可愛い品種、ピンクからだんだん薄紫色に変わります。

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