奥行き1mの果樹園

狭い庭で家庭菜園。完熟の果物を味わいたくて、小さな苗木から育てはじめ、美味しい実がなるようになりました。季節の花や野菜も育てています。庭に来る生き物や雑草も大切な仲間です。

庭に来た生き物

セマダラコガネ(背斑黄金虫)

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コガネムシ科のセマダラコガネは日本原産で日本全国にごく普通に生息しています。

前胸背板は黄褐色に緑黒色の大きな斑紋が翅鞘には暗黒色の斜帯状の斑紋が3段あるセマダラコガネ

セマダラコガネの特徴

体長は8~14mmと小さく前胸背板は黄褐色に緑黒色の大きな斑紋が左右にあり、翅鞘には暗黒色の斜帯状の斑紋が3段あります。普通は黄褐色ですが、黄白色から黒色までと変異が多く、斑紋のないものもあります。触角は9節で濃褐色、先端3節が3つに分かれて平たく広がっています。オスはこの部分が長いのが特徴です。

外敵が体に触れると後ろ足をぴんと伸ばして持ち上げるセマダラコガネ

外敵が体に触れると上の写真のように後ろ足をぴんと伸ばして持ち上げます。何だようとでも言っているのでしょうか、ユーモラスな格好です。

頭を突っ込んでいるセマダラコガネ

セマダラコガネの生態

成虫が見られるのは6月~8月、広葉樹やその周辺の日当たりのよい開けた場所にいます。夜間は落ち葉の隙間などにいる昼行性です。6月に地中に産卵します。孵化幼虫は4mm、終齢幼虫は20mmで乳白色です。鋭く大きな顎を持ちます。幼虫で越冬し、5月下旬に蛹になります。成虫は葉や花、果樹や農作物を、幼虫は植物の根を食べます。特に8月下旬から9月下旬にかけて3齢幼虫が食欲旺盛です。成虫の天敵はハサミムシやオサムシ、そして掃除屋カラス。

セマダラコガネの触角は9節で濃褐色、先端3節が3つに分かれて平たく広がる

オリエンタル・ビートル

1908年ハワイに侵入したセマダラコガネはサトウキビ畑に被害をもたらし、1920年に本土に侵入しイネ科の植物の根に被害を与えてオリエンタル・ビート呼ばれています。1916年、先にアメリカに侵入したのがジャパニーズ・ビートルと呼ばれている日本在来種のマメコガネです。後から侵入したアジアテイック・ガーデン・ビートルと呼ばれているアカビロウドコガネもともに害虫として恐れられています。

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