奥行き1mの果樹園

狭い庭で家庭菜園。完熟の果物を味わいたくて、小さな苗木から育てはじめ、美味しい実がなるようになりました。季節の花や野菜も育てています。庭に来る生き物や雑草も大切な仲間です。

庭の植物 育て方 野菜

マメ科の植物~ラッカセイ(落花生)

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去年の取り残しからラッカセイが出てきました。ブラジル原産マメ科ラッカセイ属です。

特徴

7月に面白い形の黄色い小さな花が咲きました。朝早く開花して昼にはもう萎びてしまいます。お日様大好きです。

 落花生

子房柄(しぼうへい)という紐のようなものが伸びてきて、地面に突き刺さり、その先に鞘を付けます。このとき地面はある程度の硬さがある方がよいそうです。力強さを感じます。この時期には土寄せをして草むしりなどは止めます。一度抜けた子房柄の先にはさやを付けません。病気もあまりなく、手間のかからない植物です。

マメ科の植物は根に根粒菌というバクテリアを寄生させていて根から栄養をもらう代わりに空気中の窒素を固定化させて根に栄養を与えます。この共生というシステムで肥料が少なくて済みます。

収穫

開花してから3か月ほどで葉が黄色くなってきて、鞘の網目がくっきりしてきたら、収穫時です。鞘の網目は血管のような役目をしています。掘りあげて逆さまにしてカラカラと音がするまで乾燥させます。天日干し用のネットに入れても大丈夫。

農家では野積み(ぼっち)にして1か月乾燥させるそうです。これで甘みがぐんと増えて美味しい落花生になるそうです。

 落花生子房柄

去年は鞘ごと茹でていただきました。悪玉コレステロールを減らして老化防止の効果があるそうです。

名前

沢山の名前を持っています。

唐人豆(とうじんまめ)
異人豆(いじんまめ)
地豆 ぢまめ、ジーマーミ  沖縄県
ドーハッセン ローハッセン 長崎県
だっきょ 鹿児島県
花生(ホワション) 落花生(ルオホワション)中国

渡来

南米アンデス地方原産で、紀元前2500年の遺跡から大量の殻が出土しているそうです。
カリブ海諸国、メキシコに伝わり、16世紀、スペインの探検家が持ち帰った落花生はアジア、アフリカへと世界的に広がっていきました。
ピーナッツ大好きな印象のあるアメリカですが、初めは家畜のえさや貧しい人の食べ物という存在に過ぎなかったようです。南北戦争以降、食糧難や加工技術や道具の進歩で、産業として確立していきました。

日本には東アジア経由で1706年に渡来しました。それで、南京豆。この時は普及することはなく、今の品種は、明治時代に導入されたものだそうです。

日本で初めて栽培されたのは1871年神奈川県大磯町、花は咲くのに実がつかないと蹴飛ばしたら、地中から鞘が出て始めて地下に実ができることが分かったとか。1874年政府がアメリカから種子を導入して、各地に配布したことが栽培の始まりのようです。

今は流通量の1割が国産、その7割が千葉県産です。

沖縄では

沖縄ではもっと古くから栽培されていて琉球王朝時代に書かれた御膳本草(ごぜんほんぞう)に記されています。沖縄の郷土料理のジーマーミ豆腐は、生の落花生の皮を剥いて水を加えてすりつぶし、布越しした後サツマイモのでんぷんを加えて火にかけて練り上げて作ります。

今沖縄ではジーマーミ豆腐が、落花生が原料であることを知らずに食べて、アナフィラキシーショックで救急搬送されている人が増えているそうです。加工食品には食品衛生法でアレルギー表示が義務付けられていますが、飲食店ではその義務はないので、要注意です。

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