奥行き1mの果樹園

狭い庭で家庭菜園。完熟の果物を味わいたくて、小さな苗木から育てはじめ、美味しい実がなるようになりました。季節の花や野菜も育てています。庭に来る生き物や雑草も大切な仲間です。

庭に来た生き物

オンブバッタ(負蝗虫)

更新日:

キクの葉の上でオンブバッタを発見しました。バッタ目オンブバッタ科オンブバッタ属で日本や朝鮮に分布しています。

オンブバッタの特徴

雌の上に雄のオンブバッタ(負蝗虫)餌も食べずにずーと乗っています

下にいるのがメスで42mm、上にいるのがオスで25mmの大きさです。

頭部と前胸部側面下端に突起が並んでいます。頭部は三角形にとがっった形をしていて、点々と白いいぼがあります。体色は緑色のものと茶色いものがいます。雌のほうが茶色の確率が高く、幼虫期に高温の環境で育つと茶色になるそうです。

オンブバッタ(負蝗虫)は出したフンは後ろ脚で蹴っ飛ばす面白い癖を持っています

9月、サクランボの木の下で見つけました。キク科の都忘れの葉の上です。日当たりがよいところより半日陰の草丈の少し高い場所が好きです。

翅があるのに飛べないオンブバッタ(負蝗虫)

上の写真と同じ個体です。よく見ると表情豊かです。

面白い習性

オンブバッタ(負蝗虫)は半日陰の草丈の少し高い場所が好き

翅が長いのに飛べなくてぴょんぴょんするだけ。出したフンは後ろ脚で蹴っ飛ばす面白い癖を持っているそうです。雌は食欲旺盛でせっせと葉を食べている間、オスはただ雌の上に乗っかっています。交尾していない時でもメスを確保する為に乗っかっています。

オンブバッタの一生

オンブバッタ(負蝗虫)の幼虫

5月、翅のない幼虫が現れます。この写真は9月に撮ったものですが、翅がありませんから幼虫だと思われます。5回脱皮して成虫になりますが、翅が現れるのは3齢幼虫以降です。8月~11月に成虫が現れます。

メスは土の中に腹を差し込んで3,5mmほどの卵を40個産みます。泡に包まれて少しずつ腹を抜きながら産み付けていきます。成虫は力尽き、卵で越冬します。

イネ科、カヤツリグサ科の他にもシソ科やキク科の葉も大好物です。他のバッタ類に比べて食域が広いようです。

害虫といわれますが、まあ可愛いからそのまま好きなだけお食べなさい。

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