奥行き1mの果樹園

狭い庭で家庭菜園。完熟の果物を味わいたくて、小さな苗木から育てはじめ、美味しい実がなるようになりました。季節の花や野菜も育てています。庭に来る生き物や雑草も大切な仲間です。

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アヤメ科~ニワゼキショウ(庭石菖)とアイイロニワゼキショウ(藍色庭石菖)

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アヤメ科ニワゼキショウ属、共に北アメリカ原産で明治時代に渡来しました。

ニワゼキショウの特徴

別名ナンキンアヤメ。草丈10~20cmの1年草です。

花の基部の黄色に紫色の筋が印象的なニワゼキショウ

茎は扁平で狭い翼があります。葉は幅2~3mm、長さ4~8cmの線形で先が尖り、縁には細かな鋸歯があります。基部は二つ折りになって茎を抱きます。

赤紫色の花弁に濃い筋入っているニワゼキショウの花

花期は5~6月。茎の先端に花径15mm、薄紅色に濃い色の筋が入っています。少し幅の狭い3枚の内花被片と3枚の外花被片からなり、花被片の先端は丸くなって、急に小さく尖っています。基部は黄色で合着していて、雌しべ1本、雄しべ3本はほぼ同じ長さです。花柱は3裂し花糸は基部が合着し腺毛が密集しています。花柱、花糸、花粉腺毛まで中は黄色だらけ。花色は白色のものがあり混在しています。表面に目立った筋のないもの、裏面の紫色の筋も薄いものが多いようです。

ニワゼキショウ緑色の部分は子房、黄色に紫色の筋が印象的

花被片より下にある子房下位で、緑色の部分が子房、腺毛に覆われています。

果実

ニワゼキショウの果実

花弁がぎゅっと中に丸まったようなものがありました。雄しべがくっつきあって、基部の黄色と色が濃くなった筋が綺麗な模様になっています。果実は3~4mmの蒴果、熟すと下向きに変わり3裂して種子をまき散らします。種子は黒褐色でいびつな形をしています。

アイイロニワゼキショウの特徴

草丈20~30cmとニワゼキショウよりも大きく多年草で大株になります。別名ルリニワゼキショウ(瑠璃庭石菖)、ヒレニワゼキショウ(鰭庭石菖)

アイイロニワゼキショウ

茎には明確な翼があり上部で分岐します。これがヒレニワゼキショウの名の由来です。地際から生える葉は平たい線形で基部は茎を抱きます。

アイイロニワゼキショウ

花期5~6月、枝先に細い花柄を出し先端に薄青色の花を付けます。花径は1cmとニワゼキショウより小型です。内花被片は3枚、外花被片3枚で、内花被片が少し小さくなっています。基部が黄色で先端が凹みその中央が糸状に尖っています。基部は黄色で合着していて、雌しべ1本、雄しべは3本で白色の花糸が合着しています。子房は薄緑色でニワゼキショウより大きく腺毛に覆われています。

果実

アイイロニワゼキショウ

果実は歪な6~7mmの球形、毛が生えています。蒴果で、熟すと下部が裂けて種子が散布されます。

自然教育園では水生植物園に見られます。

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