奥行き1mの果樹園

狭い庭で家庭菜園。完熟の果物を味わいたくて、小さな苗木から育てはじめ、美味しい実がなるようになりました。季節の花や野菜も育てています。庭に来る生き物や雑草も大切な仲間です。

庭に来た生き物 庭の植物 育て方 野菜

ウリ科の植物~キュウリ~育て方 

キュウリはウリ科キュウリ属のつる性の一年草です。蛇腹のように折られた鮮やかな黄色い花はふわふわと細かい産毛に包まれています。
その根元には、しっかりトゲトゲのキュウリができています。表面に緑色の透き通った球が並んでいてそこからまだ少し柔らかなとげが生えています。

雌花と雄花

赤ちゃんキュウリと雌花

雌花

キュウリは雄花と雌花がありますが、単位結果性です。つまり、雌花だけで実がなります。
では、雄花の役割は?種を採るときには必要なのですね。

キュウリの雄花

雄花

苗の種類

実生苗と接ぎ木苗

かぼちゃを台木にした 接ぎ木苗の方がお勧めです。病気や連作障害にも強く収穫量も望めます。双葉が残っていて、葉が厚く、産毛がぎっしりあり、、葉脈がはっきりしているのを選びたいですね。

実の付き方による種類

  • 節なり親蔓型                                  株元から出る雌花を付けない子蔓は切り取り、親蔓を充実させます。節ごとに雌花が付く品種です。雌花の付いた節からは小蔓は出ません。支柱の先端まで伸びたら摘芯します。
  • 混合型
    5から6節あけて雌花が付きます。雄花を付けた節から子蔓がでます。子蔓の1節目に雌花を付けるので、雌花の上、葉を2枚残して摘芯します。親蔓は支柱いっぱいになったら摘芯します。
  • 飛びなり型
    子蔓と孫蔓で収穫する品種です。親蔓は8節程で摘芯し、株元3節の子蔓は切り取ります。上部の子蔓は雌花を付けるので、その上2枚の葉を残して摘芯します。
    孫蔓をだして雌花が付きます。

摘芯しないで蔓おろしという栽培方法もあるそうです。

収穫

最初は雄花ばかり咲きます。雌花が付いたら7日から10日で収穫できます。

キュウリの収穫

最初の収穫は小さいうちに。ちょっと大きくしすぎました。あまり大きくしない方がまっすぐに育ちます。株を弱らせないためにも。キュウリは根が浅いので、水不足には注意。

先日親蔓の摘芯をしました。雄花の付いた節からどんどん子蔓が出てきています。子蔓には雌花がついています。実がなった節からも雌花が出てるます。不思議。

摘心後に出たキュウリの小蔓

このキュウリは買うのが遅れて、花屋さんの隅っこで重なり合って置かれていたものです。108円でしたので、接ぎ木苗でもないようですし。品種もわかりません。間延びした可哀想な苗だったので心配しましたが、今のところ元気に育っています。

病害虫

  • うどんこ病
    蒸れたり窒素分の肥料の効きすぎなどで起こります。白い斑点ができたらすぐに取り除きます。米酢を25から50倍に薄めるか、木酢液を500倍に薄めて スプレーすると効果があります。
  • アブラムシ
    アルミ箔やきらきらするものを敷いて予防。ついたらテープで取り除きます。
  • ウリハムシ
    ウリ科につく害虫で幼虫が根を、成虫が花や実を食べます。見つけたら捕殺します。
クロウリハムシ

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途中で向きを変えるキュウリのひげ

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最初に旋回してよさそうな支えに触れると仮に巻き付きます。途中から巻く向きが変わっています。この部分を反旋点といいます。向きを変えることで引っ張られてもその力を逃してほどけなくなります。

何回か旋回しても何もつかめなかったら何回か巻いて、伸びが止まります。空しくくるくるなっているひげがありますね。

植物にはそれぞれ決まった巻き付く方向が決まっています。
朝顔やインゲンなどは、逆向きに巻いてみても元に戻ってしまいます。

キュウリやヘチマ、ゴーヤなどはどちらの方向にも巻き付けます。
そして、ストレスがあるほどきつく巻くそうです。
植物は不思議です。

次はキュウリにまつわるお話です。

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