奥行き1mの果樹園

狭い庭で家庭菜園。完熟の果物を味わいたくて、小さな苗木から育てはじめ、美味しい実がなるようになりました。季節の花や野菜も育てています。庭に来る生き物や雑草も大切な仲間です。

庭に来た生き物 自然教育園

キアシドクガの大発生

投稿日:

自然教育園にキアシドクガが大発生しました。2004年にも大発生し終息に6年ほどかかり、ミズキが60%も減少したそうです。

キアシドクガ

4月末に幼虫を目にしましたが5月に入ると至る所にうようよ、上からぼたぼた落ちてくるしバックの中に入っていたりで水場に走る人続出。完全変態で蛹は奇麗な黄色に黒い斑紋、そして成虫は白い儚げなきれいな蝶のよう、ひらひらと舞っていました。ドクガ科ですが毒はありません。北海道から九州まで、朝鮮半島、中国、シベリアに分布しています。

幼虫

キアシドクガ

4月28日

ミズキ、クマノミズキ、エゴノキの葉が食卓です。春に孵化し梢に上り葉を食べます。終齢幼虫は35~40mm、黒地に黄色い斑紋があります。天敵はムクドリなどの鳥類や蜘蛛。

キアシドクガの蛹

5月6日

蛹は人工物や食卓とは関係のない場所にぶら下がっています。鮮やかな黄色に黒い斑紋があります。約1週間で羽化します。

キアシドクガの蛹

成虫

キアシドクガ

5月23日

開帳5~6cm、翅は白く半透明、雌は前脚と他の脚の先端が橙黄色、雄は前脚のみ橙黄色、他は黒色です。触角は黒褐色で櫛歯状、雄の方がやや長い。成虫は口吻が退化し、数日の命です。昼行性で食樹の周りで、群れを成してひらひらと飛び、ミズキの幹上で交尾をして産卵します。止まるときには翅を広げますが、木の上を歩くときは翅を畳みます。幹の表面に産み付けられた卵は膠状の物質で覆われ六角柱で整然と並びます。卵で越冬、年1回の発生です。

キアシドクガ

5月26日

葉の上に落ちている成虫の姿があちこちに。5月末にはもうすっかり姿が見えなくなりました。

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