奥行き1mの果樹園

狭い庭で家庭菜園。完熟の果物を味わいたくて、小さな苗木から育てはじめ、美味しい実がなるようになりました。季節の花や野菜も育てています。庭に来る生き物や雑草も大切な仲間です。

庭の植物 植物の構造 池田山公園 育て方

ツバキ科の植物~ヒメシャラ(姫沙羅)

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日本原産で本州の太平洋岸、四国、九州の森林に自生しています。箱根が北限です。成長はゆっくりで自然にきれいな樹形になってシンボルツリーに使われます。ヒメシャラを鬼門に植えると邪気を浄化してくれるといわれています。我が家では少しずれた玄関のわきに植えています。

ヒメシャラの特徴

繊細な花弁が重なる姫者らの花

ツバキ科ナツツバキ属の落葉高木です。

剥がれた樹皮はざらざら、その後はつるつるになるヒメシャラの幹

若木の内は木肌は灰色でざらついていますが、成長につれ樹皮が鱗片状に剥がれてつるつるした淡褐色になります。白樺、青桐ととものに日本三大美幹といわれます。剥がれた樹皮はざらざらしていてやすり代わりになります。成長は遅いのですが樹高15m、ちっとも「ヒメ」じゃない。

日本三大美幹のひとつヒメシャラの幹

長楕円形のヒメシャラの葉

葉は互生、短い柄があり、長さ5~8cmの楕円形、長楕円形で縁は浅い鋸歯があります。
淡緑色で茎にも葉にも絹毛があります。秋には紅葉して落葉します。萼片の外側に萼より長い2枚の苞があります。

縁がフリルのように波打つヒメシャラの花

花期5~6月。花弁は繊細で花弁の縁はフリルのように波打っています。花弁の裏側には毛があります。5枚の花弁と雄しべは基部で合着しています。柱頭が5裂しています。葯が割れ花粉が出ています。アリがたくさんやって来ます。夕方にはもう透明感がなくなってしまいます。1日花です。花茎は2cmとされていますが我が家のものは3cmはありそう。

花粉があふれているヒメシャラの花

果実

まだ若いヒメシャラの果実

6月、若い果実ができています。

ヒメシャラの紅葉と熟した果実

11月、葉は紅葉しそう果が熟し5つに割れました。木質で硬く上部には絹毛が生えています。扁平で翼のある種が入っています。

ヒメシャラの果実を分解したら

下屋敷の奥庭のヒメシャラ

下屋敷の奥庭ののヒメシャラ

こちらは花径2cmほど。下屋敷の裏庭のヒメシャラです。ここはかつての下屋敷の奥庭で高台の地形を活用して小さな滝や池を配した江戸時代の回遊式庭園の一部です。

ナツツバキとヒメシャラの違い

  • ナツツバキはヒメシャラより樹高が高く10~20メートルになりる。
  • ナツツバキはヒメシャラより葉も花(花径4cm)も大きい
  • ナツツバキの幹は薄く剥がれて縞模様になってヒメシャラのようにつるつるしていない
  • ヒメシャラの葉の先には鋸歯があり尖っているがナツツバキは葉先が丸い。
  • ヒメシャラは花の外側、枝、葉に絹のような白い毛がありますがナツツバキにはない

育て方

耐寒性はありー10℃ぐらいまでは耐えられますが、高温、乾燥や冷たい風では枝葉が痛みます。根が浅いので乾燥に注意が必要です。

剪定
強剪定をすると樹勢が弱り枯れることがあります。普通切ったところから新しい芽が出るものですがヒメシャラは出ません。枝の途中で切ってはいけないといわれています。

増やし方
種は乾燥させないようにします。芽を出す力は弱いようです。6~7月、新しく出た枝で挿し木をします。

病害虫
さび病、輪紋葉枯病、幹心腐病、など。カイガラムシやチャドクガ、アオドウガネが付くことがあります。

アオドウガネは愛嬌があって可愛いのですが↓

アオドウガネ
愛嬌たっぷりなアオドウガネ(青銅鉦)

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別名

サルタノキ(猿田の木) サルスベリのような木肌をしていることから
コナツツバキ(小夏椿)
シヤラノキ(沙羅の木)
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サルスベリはこちら

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