奥行き1mの果樹園

狭い庭で家庭菜園。完熟の果物を味わいたくて、小さな苗木から育てはじめ、美味しい実がなるようになりました。季節の花や野菜も育てています。庭に来る生き物や雑草も大切な仲間です。

庭の植物 植物の構造 育て方

フトモモ科の植物~ギョリュウバイ(スコパリウム)

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枝を覆うように蝋細工のような赤い八重咲の赤い花と細い葉が印象的で周りの花たちとよく調和します。

ギョリュウバイの特徴

ギョリュウバイ

フトモモ科ギョリュウバイ属(レプトスペルマム属)の常緑低木です。ニュージーランド、オーストラリア原産で18世紀にヨーロッパに渡り日本には戦後、渡来しました。ギョリュウバイは和名でスコパリウムの園芸種です。

ギョリュウバイ

樹高30~400cm。春咲きの矮性種と秋咲きの高性種があります。樹皮は筋状で縦に裂け薄く剥がれることがあります。細い枝を箒状に出し葉は互生、葉柄はほとんどなく先端が尖った長さ15mmの硬い披針形、無毛でやや赤みを帯びます。先端は数枚が輪生状に付きます。

ギョリュウバイ

花期は春咲きが4~6月、秋咲きは11~12月、2~5月。花径1~2cm、花弁5枚~多数、子房、花柱、雄しべは濃紅色です。花盤の中央に花柱が伸び周囲には花弁より短い5本~多数の雄しべが並んでいます。蜜を貯める溝があります。

ギョリュウバイ

花色は赤、白、ピンク、一重咲きと八重咲があります。

ギュリュウバイ

ピンクの一重のギョリュウバイです。

果実

ギョリュウバイの果実

花托が膨らんできました。萼片は3角形で5枚、花托筒は広いコマのような形です。果実には柱頭が残っています。果実は蒴果8mmの球形で一般に3~5室に分かれていて形の不揃いな種子が沢山入っています。

名前の由来と蜂蜜

ギョリュウバイ(御柳梅、樫柳梅)は葉がギョリュウ、花がウメに似ることから付いた名前
ネズモゴキ(杜松擬)針葉樹の杜松に葉が似ているから
レプトスペルマム ギリシャ語で薄い種子の意味
スコパリウム 箒の意味
ティーツリー 葉の付け根の油線から精油(マヌカオイル)が採れる。かつて水に漬かったこの木から流れ出た茶色い水が切傷や虫刺されに効いたことからこのような名で呼ばれるようになったが、アロマオイルとして使われているものとは成分が異なる別種。区別するためニュージーランドティーツリーと呼ばれる。アボリジニでは伝統的に葉を砕いて皮膚やけがの治療に使われていたとか。

マヌカハニー
一重の白色のギョリュウバイの花の蜜が原料のはちみつ、普通のはちみつより殺菌、抗菌作用がありピロリ菌、黄色ブドウ球菌、大腸菌、風邪のウィルスにも効果があるとか。

ニュージーランドの国花です。

育て方

日当たりが良く水はけのよい場所に植えます。乾燥や過湿を嫌います。鉢植えは1~2年毎に植え替えます。

剪定
細かい枝を沢山出すので、込み合った枝を剪定します。低く抑えたいときは花後に1/2から1/3に切り詰めます。

増やし方
4月、9月に先端を落とした中間部分10~15cmの挿し穂を作ります。

病害虫
特にありません

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