奥行き1mの果樹園

狭い庭で家庭菜園。完熟の果物を味わいたくて、小さな苗木から育てはじめ、美味しい実がなるようになりました。季節の花や野菜も育てています。庭に来る生き物や雑草も大切な仲間です。

庭の植物 植物の構造 育て方

ツツジ科の植物~エリカ

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エリカは細かな葉を覆うようにびっしりと小さな花を咲かせるアレンジにも欠かせない花です。

ピンク色の小さな花を枝を覆うように付けたジャノメエリカ

ジャノメエリカ

エリカの特徴

ツツジ科のエリカ属の常緑低木です。ヨーロッパ、北アフリカ、南アフリカ原産で700種を超える品種がありますが、その9割が南アフリカ原産です。イギリスでは荒れ地を表すヒース、ドイツではハイデ、高さ15~300cm、多くは20~150cmほど、幹は直立し、葉は厚みのある針状または線状で多くは3、4、6枚の葉を輪生します。葉が花より短く花を際立たせます。葉腋から単独、穂状、総状などに花序をだし、壺型、釣鐘型、筒型の花を下向きに咲かせます。花色は赤、ピンク、オレンジ、黄色、白色。萼は4裂、花冠は4裂。

ジャノメエリカ(エリカ・カナリクラータ)

黒い葯が蛇の目のように見えることから菜が付いたジャノメエリカ

南アフリカ原産、大正9年に渡来しました。高さ50~200cm、葉は長さ4~6mmの厚みのある線状です。花期は12~4月と長く、枝の先端に花径3mmほどの小さなピンク色の釣鐘型の花を3~6個付けます。花茎は赤色で細毛が生え、白い4裂した萼が可愛い。雄しべは8本、花の中央部の黒い葯が蛇の目に似ていることからこの名が付きました。クロシベエリカとも呼ばれます。先端が赤くなった細く長い花柱が伸びています。耐寒温度はー5℃、高温多湿にも強く日本の気候に適していて丈夫で庭植え出来ます。

ジャノメエリカ

エリカ・クリスマスパレード

エリカ・クリスマスパレード

南アフリカ原産、ヒエマリス種の園芸品種と言われています。高さ30~100cm、花期は11~4月、名の通りクリスマスを彩ります。花色はピンク、赤、オレンジ、白色があります。雄しべは8本、花柱は赤色、柱頭は黒くなっています。葉は長い線形、先が内側に巻きこんでいます。

筒型で先が4裂したのピンク色の花のエリカ・クリスマスパレード

寒さには弱く10℃以上が必要ですから冬は室内での管理が必要です。

エリカ・クリスマスパレード

エリカ・コロランス’ホワイト・デライト

白色からピンク色に変わるエリカ・コロランス’ホワイト・デライト’

南アフリカ原産、エリカ・コロランス’ホワイト・デライト。高さ20~60cm、直立性で茎には蜜に毛があります。葉は5~10mmの線緑色の針型で4枚が輪生に付きます。花期は夏期を除く4~12月、短枝の先端に幅3mm、長さ15mmの細長い筒型で先端が球形に膨らんだ花を密に付けます。黒く卵形の葯が花冠の中で透けて見えます。萼は披針形で縁毛があります。咲き始めは透明感のある白色、やがて先端がピンク色になって、更に全体がオレンジがかったピンク色になります。同じ花とは思えない変化です。高温、耐寒性はやや強く移植を嫌います。

白色から先がピンク色に変わってきたエリカ・コロランス’ホワイト・デライトの花

エリカ・ウインターファイヤー

オレンジがかった赤色の筒型の花のエリカ・ウインターファイヤ

南アフリカ原産、エリカ・オアテシー。流通名がウインターファイヤー。高さ40~60cmの比較的小型のエリカです。花期は12~2月、花径3~5mm、長さ15mmのオレンジやピンクがかった赤色の中央が少し膨らんだ釣鐘型の花を枝の頂部にに数個付けます。線形の萼や花茎には細毛があります。耐寒はー5℃。

エリカ・カナリーヒース

エリカ・カナリーヒース

南アフリカ原産。別名エリカ・ブランドフォーリア。高さ30~90cm。花期3~4月。エリカの中では珍しい鮮やかな緑を帯びた黄色い筒状花です。針型の葉が輪生します。半耐寒性常緑低木です。

エリカ・バレリーグリフィス

エリカ・バレリーグリフィス.

南アフリカ原産。高さ50~100cm。花期5~7月、淡いピンクやや淡黄色の小さな花が付きます。冬の寒さにあたると黄金色の小葉が美しくなる。日当たりを好む耐寒性常緑低木です。

育て方

植え付けは4~5月、日当たりが良く風通しの良い場所を好み、高温多湿が苦手です。ハダニやカイガラムシ、アブラムシが付くことがあります。花がらをこまめに摘み取ることが必要です。剪定は花後に葉が付いていない高さまで切り戻します。挿し木で増やせます。根が細かく、地植えは植え替えできません。鉢植えも土を崩さないように注意が必要です。南アフリカ原産種は寒さに弱く多湿が苦手、ヨーロッパ原産種は寒さに強く高温多湿が苦手です。

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