奥行き1mの果樹園

狭い庭で家庭菜園。完熟の果物を味わいたくて、小さな苗木から育てはじめ、美味しい実がなるようになりました。季節の花や野菜も育てています。庭に来る生き物や雑草も大切な仲間です。

庭に来た生き物

ダンダラテントウ トゲトゲからピカピカの成虫に

更新日:

幼虫と成虫では食性が違うものが多いですが、テントウムシは徹底して、厄介なアブラムシを食べてくれるいい子です。テントウムシは種類によってアブラムシの種類が異なり住み分けしています。ダンダラテントウ(段斑瓢虫)は本州以南の比較的暖かいところを好みます。

特徴

肩に赤い班のあるダンダラテントウ

上の写真の個体ははほとんど真っ黒。肩の部分だけに赤い筋が残っています。この部分に紋が残るのはダンダラテントウの特徴です。上翅の周縁が反り返っています。体長4~7mm、黒地に赤、黄褐色の段模様があります。名前の由来です。2紋型、4紋型、6紋型がありますが、北方の殆ど黒一色に見えるものから南方の赤の面積が多いものまで、個体差がとても多いテントウムシです

生態

9月中旬、庭の菊の葉にこんな幼虫がいました。よく見ると他にも、

ダンダラテントウの幼虫

背中にトゲトゲもあるあまり可愛いとは言えないこの幼虫は、ダンダラテントウでした。

ダンダラテントウの蛹

菊の葉っぱが巻かれていたので剝がしてみたら、蛹がいました。テントウムシは一度に20個ほど卵を産むそうですからもっとたくさんいそうです。

ダンダラテントウの蛹

数日後にはしっかりしてきました。合計10個見つけました。

羽化したダンダラテントウ

抜け殻の側に一日程じっとしていました。ピカピカ黒光りしてきれい。

羽化したダンダラテントウ2紋型

こちらは2紋型です。同じ菊の葉っぱの付け根の所でしばらくお休みです。

卵→幼虫→蛹→成虫と完全変態です。4~11月に見られます。

ダンダラテントウとナミテントウの違い

肩に赤い班のあるダンダラテントウ

ナミテントウもダンダラテントウもありふれた普通のテントウムシでよく似ています。
その違いは

ナミテントウより小型
ナミテントウの触角は長く、前頭幅の1.5倍、先端が幅広ですが、ダンダラテントウは前頭幅と同じか短く先端が尖っています。
ダンダラテントウは縁が出っ張っています。
ナミテントウは北に行くほど赤型が多く、ダンダラテントウは黒型が多い
残る紋の場所はナミテントウの紋は中央部分寄りでダンダラテントウは肩口。

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